リウマチ治療情報コラム

お薬の話 パート4:「お薬の飲み忘れ」

「お薬の飲み忘れ」 お薬が嫌で飲みたくないわけではありません、 お薬の形状が飲みにくくて飲めないわけでもありません、 ただ単に忘れてしまうために飲めていません、という方‥私達がずっとそばについて、「お薬の時間ですよ」と教えて差しあげたいところですが、それはなかなか難しいでしょう。 そこで、提案です。 手数料がかかりますが、朝、昼、晩と内服時間別に薬局でお薬を一包化するという方法です。 1つずつポチ...

お薬のお話<パート3>

「残ったお薬どうしていますか?」   昨今、日本の経済状況は悪くなる一方で、医療費の増額もその原因の1つであることは間違いありません。 入るものより明らかに出て行くほうが多い状況になるのは何故でしょうか? 日本には、国民皆保険という制度に基づき、誰もが平等に必要な医療を提供される仕組みがあります、皆さんがお支払いしている医療費の7~9割、あるいは人によっては10割を国が負担していることは...

お薬の話 パート2 :むやみにお薬を怖がらないで下さい

お薬のお話<パート2> 「むやみにお薬を怖がらないで下さい」 「副作用が怖いです」という患者様が時々いらっしゃいます。 どんなお薬も作用があって副作用があります。 漢方薬は副作用がないと思っている方がいますが、漢方薬もお薬なので副作用はあります。胃薬やビタミン剤でも嫌な症状が出てしまうことがあります。 しかしながら、医師がお薬を処方する時は、副作用ではなく作用のほうを期待して処方しています。 です...

神戸大学リウマチ膠原病内科 神野定男先生、当院見学されました。

アメリカで10年以上リウマチ膠原病医療に携われて、ボストン大学リウマチ膠原病内科でもスタッフとして働かれていた先生が最近帰国されました。 日本のリウマチ専門クリニックを視察するため私たちのクリニックを見学されました。ご感想をメールでお送りいただき大変高いご評価をいただきましたのでご紹介いたします。   この度はお忙しい中、お時間いただきありがとうございました。お話ししましたように、先生の...

お薬の話 パート1 : お薬を理解しましょう。

お薬のお話 先日、ある患者さんから「自分が内服している薬の名前(特にジェネリック)を覚えている人なんていないよ」と言われました。 本当にそうでしょうか? リウマチだけではなく、他に合併症(高血圧や高脂血症、糖尿病、骨粗鬆症など)がある患者さんは、リウマチの薬と合併症の薬も処方されるので、お薬の種類は益々増えます。   お薬を処方する側からすると、きちんと容量・用法を守って飲んでくれるのが...

関節リウマチ治療の最新の流れについて

骨髄内 炎症反応、 リウマチに関係する環境因子、関節リウマチ治療の進化など Download (PDF, 3.29MB) ...