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リウマチ治療情報コラム
リウマチとは 「リウマチ」は、関節や骨、筋肉などの運動器に痛みや炎症を起こす病気の総称ですが、関節リウマチをイメージして使われていることが多いようです。関節リウマチは免疫システムの異常によって起こる自己免疫疾患である膠原病の代表的な病気で、主に手、足の関節から始まり、全身の関節に炎症を起こします。炎症反応は本来体を守るための免疫システムです。たとえばのど風邪をひくと、細菌を排除するために炎...
Q.膠原病は1つの病気でしょうか? まとまった複数の病気のグループ名です。 こんな症状はありませんか? 関節が痛い体が痛い関節が腫れる朝、手や体がこわばるだるい、熱が続く手指が変形してきた気分が落ち込む髪の毛が抜ける発疹がなかなか取れない日光過敏口内炎できやすい外陰部がただれるドライアイ・ドライマウス乾癬がある 共通する症状 関節炎:関節の腫れ・こわばり・痛み発熱倦...
「ステロイドは怖いので使わないで下さい」 と、希望される方がいらっしゃいます。 むかし、むかし、まだ抗リウマチ薬がない時代‥。 痛みと腫れに即効性があり、嘘のように関節の痛みが治ってしまう「魔法のお薬」としてステロイドが重宝された時代があります。 ステロイドは炎症や痛みをとる力が強いですが、それ自体はリウマチの薬ではありませんので、ずっとそれだけを飲んでいても関節破壊は止められません...
「免疫抑制薬を安全に使いましょう」 免疫は身体の外側から見ただけでは、今どんな案配なのかは分かりません。 何をもって免疫が上がってきた、下がり過ぎたと判断するのでしょうか? その1つの方法は血液検査です。 検査が多いなぁ、毎月検査しなきゃ駄目なの?という声が時々聞こえてきますが、 そのような理由で、検査は毎月しておいたほうが安心です。 ただし、どうしても毎月はやりたくない、他の病院でも採血している...
「免疫抑制薬って怖い」 免疫って低いより高いほうがいいのよね? 免疫を下げる薬って、身体にとっては悪いですよね? そんな風に、思っている方いませんか? リウマチを含めて膠原病は自己免疫疾患と言います。 自己免疫疾患とは、ご自身の免疫がご自身を攻撃して問題を引き起こす病気の総称です。 免疫は低すぎると感染に弱くなり、高すぎると自分を攻撃してしまう厄介な働きをするものというわけです。 無...
「その時間にそのお薬を飲む理由」 さて、前回お薬の飲み忘れを防ぐための工夫について書きました。 では、今度はお薬の特性を知り、そのお薬をその時間に飲む理由について理解することにより飲み忘れを防ぎましょう、というお話です。 骨のお薬を飲んでいる方、起床時の空腹時に内服しその後30分は食事を摂らず、横にもならないでください。 食後に内服したらどうなりますか? 内服後に横になって休んだら何...