8月31日「第5回埼玉RAメディカルスタッフセミナー」
8月31日大宮ソニックシティにて、青木内科クリニック横山里子先生より、「チェックシートから見えてくるRA患者の足の実態と今後の課題」についてご講演いただきました。
リウマチ患者さんは足趾病変を認めることがあります。免疫抑制剤やステロイド使用により易感染状態になるため、感染兆候を早期に発見するためにも足趾の観察、清潔ケアの必要性を改めて学びました。足に合う靴の装着も大切です。
埼玉医大大学 リウマチ膠原病科 准教授 舟久保 ゆう先生より、「女性のライブイベントを踏まえた関節リウマチ治療の戦略について」ご講演いただきました。
関節炎の持続により骨破壊が進行するだけではなく、妊孕性も低下すると言われています。妊娠前・中・授乳中使用できる薬剤もあれば、使用できない薬剤もあります。リウマチが寛解状態であれば不妊症との関連性は低く、妊娠・出産は可能です。
家族計画について主治医としっかり相談することが大切です。
参加者:高橋 酒井