第3回新宿Jr(ジュニア)膠原病セミナー
2018/6/25 第3回新宿Jr(ジュニア)膠原病セミナー
岡田正人先生による「EULAR2018トピック」今年のEULARはオランダでした。
当院火曜の午後の外来を担当されている陶山恭博先生からは「Rhematologist as
a Consultant」と題してお話をいただきました。
患者を診る、病気を診るとはどういうことか?
またコンサルトという言葉の中には「患者の将来まで考えて治療に関わる」という重い意味があるということ、心に残るお話をありがとうございました。
特別講演では、複十字病院の倉島篤行先生より「肺非結核性抗酸菌症治療をめぐって」と題してNTMのお話を聴講いたしました。
NTMは2010年にTBを上回り毎年3.5万人が新たに罹患しており、その中でも増えているのはMACのみということで、MAC症についても治療を要する場合と、検査法、治療内容について学びました。
今後益々MAC症が増えると免疫を抑える膠原病治療は難しくなっていき、呼吸器専門医とのコラボレーションが必要になってきます。
当院でも、2017年~呼吸器外来を開設し患者さんにとっても、私達医療者にとっても大きな安心に繋がっています。