第20回ハイリスクリウマチ膠原病ネットワークセンター学術講習会に参加しました。
一般講演「運動器エコー診療 UP TO DATE」
整形外科の分野でも、最近はエコーの活用が多くなってきているそうです。笹原先生は、昭和がレントゲンの時代なら、平成はエコーの時代になるとおっしゃっていました。レントゲンでもわからない血腫の有無や、腱断裂の程度や部位もエコーでは鮮明にわかるため、治療方針を決める重要な情報になるとのことでした。エコーの活用で、医療がますます進歩すると感じました。
特別講演「リウマチ診療における肺合併症のリスク管理と治療」
関節リウマチ・膠原病患者の肺合併症について、さまざまなお話がありました。特に先生が強調されていたのが、標準予防策の重要性でした。中でも免疫抑制剤の治療をされている場合、感染症の予防が大切です。うがい・手洗い・マスクなど、誰にでも簡単にすぐに行えることなので、広く患者さんやそのご家族、周囲の人に実践していただきたいです。