第11回線維筋痛症東京フォーラムに参加してまいりました
一般演題では「地域医療の第一線でいかに線維筋痛症と向き合うか?」と題してご講演いただきました。
日々の診療の中で、医師の抱く悩みや葛藤は共通するものがあるようです。
このような機会に集い、相談や意見交換ができることは大変有意義であると感じました。
特別講演からは、「脳内神経炎症と慢性疲労症候群/線維筋痛症」と題してご講演いただきました。
慢性疲労症候群(CFS)と線維筋痛症の関連性、また脳内の炎症の関与、脳内炎症の部位によって痛みがメインになることや鬱傾向が強くでるとのことで驚きました。
生体系の免疫の歪は脳の中での起きている・・・
つまり、リウマチのような自己免疫疾患はCFSや線維筋痛症とも関連が深く、私達はこれらの疾患を無視できないということです。
原因の分からない痛みで苦しむ方々は朗報を待ち侘びてます。