狭山市・入間地区学術講演会
2019/2/20 アズグレイスにて開催されました。
近隣の医師会所属の先生方と共に、中野皮膚科クリニックの院長をお招きしご講演いただきました。
演題は「帯状疱疹の病態、診断、治療、予防」という内容で、帯状疱疹のお話を聴いて参りました。
当クリニックでも免疫抑制剤を治療に使用するため、帯状疱疹のリスクは治療をしていない方より上昇します。
予防という点では、水痘ワクチンが推奨されていますが、生ワクチンである為に免疫抑制中の方には使用できません。
もうじき発売になる予定の不活化ワクチンの帯状疱疹ワクチンに期待がかかりますが、投与部位反応などの局所反応が9割、倦怠感などの全身症状が5割に発生するとのことで、注意喚起されていました。
発疹の出ない帯状疱疹もあるそうなので、帯状疱疹の症状の特徴を理解しておく必要があります。
抗体検査については立ち上りが遅く消えるのが早いという特徴があり、あまり実用的ではないというお話でした。
ワクチンを投与するかしないかの判断は皮内テストで判断できるようです。
まだまだ不勉強です、講演会を通して最新の知識習得に努めます。
(新井)