埼玉県狭山市入間川1-3-2 スカイテラス商業施設棟3F

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04-2900-1155

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リウマチとは

「リウマチ」は、関節や骨、筋肉などの運動器に痛みや炎症を起こす病気の総称ですが、関節リウマチをイメージして使われていることが多いようです。関節リウマチは免疫システムの異常によって起こる自己免疫疾患である膠原病の代表的な病気で、主に手、足の関節から始まり、全身の関節に炎症を起こします。炎症反応は本来体を守るための免疫システムです。たとえばのど風邪をひくと、細菌を排除するために炎症が起こります。関節リウマチは、この炎症反応に異常が起きて自分の体、特に関節を攻撃してしまいます。免疫異常の起きるメカニズムは、まだ解明されていないことが多いのですが、さまざまな研究が行われ明らかになりつつあります。これに伴って関節リウマチが治癒する方も増えています。

免疫正常 免疫異常
免疫正常 免疫異常
  • ・のど風邪
  • ・扁桃腺炎
  • ・細菌を排除攻撃
  • ・痛い
  • ・腫れる
  • ・熱を持つ
  • ・赤い
  • ・すぐ治る
  • ・関節リウマチ
  • ・関節炎
  • ・自分の関節を排除攻撃
  • ・痛い
  • ・腫れる
  • ・熱を持つ
  • ・赤い
  • ・ずーっと続いて関節が壊れる

現在、日本全国で関節リウマチに悩む患者さんは70万人~100万人ともいわれ、人口の約0.7~1.0%にあたります。男女の割合は、圧倒的に女性に多く、女性の患者さんは、男性の3~5倍です。また、発症年齢は、30~50歳代の働き盛りや主婦に発症することが多く、とくに40歳代がもっとも多いことがわかっています。この年齢層では約2%の割合で関節リウマチの発病が推測されています。埼玉県では約5万人、人口15万人の狭山市では、約1200人程度の関節リウマチ患者がいると考えられます。また毎年全国で約3万人、狭山市で50~100人程度の関節リウマチ患者が新たに発症しているものと推測されます。関節リウマチは身近な病気なのです。

リウマチと診断された年齢

リウマチの症状

関節症状
関節の腫れ、痛み

関節の痛みには、「安静にしていても痛む」「押すと痛む」「動かすと痛む」などがあります。また関節が腫れたり、熱をもったり、赤くなることもあります。手の指・足の指の関節(とくに付け根側の関節)、手首の関節(手関節)に起こることが多く、左右の同じ関節にみられることもあります。

関節リウマチで障害されやすい関節

Kelley's Textbook of RHEUMATOLOGY より改変

関節の腫れ、痛み

朝のこわばり

朝、布団から出る時あるいは同じ姿勢を長い時間とっていて動き始めたときに、手足がこわばったり体が動きにくくなることがあります。動かしていると次第に動きやすくなっていきますが、関節リウマチの状態が悪いと、動きにくい時間が一日中続くこともあります。

変形

関節炎が続くと、軟骨や骨が壊れて変形します。4本の指が小指のほうに曲がる変形(尺側偏位:しゃくそくへんい)などがあります。さらに進んで関節の骨同士がくっつくと関節が動かなくなってしまいます(骨強直:こつきょうちょく)。

関節以外の症状

関節リウマチは関節が病気の主体ですが、膠原病の一種であるため、全身の内臓にも障害を起こします。そのため関節以外の症状も示します。食欲がない、だるいといったものから、気力が出ないなど鬱と間違われてしますこともあります。息切れ、空咳、めまい、微熱、ドライアイ、ドライマウスなどさまざまです。

皮下結節(リウマトイド結節)

ひじやひざの関節の外側、アキレス腱、後頭部など、皮膚の下に骨があり、外部から圧迫されやすい部分に、痛みも痒みもないこぶのようなしこりができることがあります。

リウマチ結節

だるさ・疲労感などの全身症状

全身にだるさや疲労感が出ることがあります。微熱が出たり、食欲がなくなり、体重が減ることもあります。

貧血

関節リウマチの患者さんは、慢性炎症のために貧血になることがあります。

間質性肺炎

肺に炎症が起こり、息切れや呼吸困難を起こすことがあります。空ぜきが特徴です。

目の炎症(上強膜炎・強膜炎)

白目の部分である「強膜」に炎症が起こり、毛細血管が広がって充血することがあります。浅い部分に起こる炎症を「上強膜炎」、深い部分に起こる炎症を「強膜炎」といいます。

血管炎

血管の炎症によって、血液の流れが悪くなり、発熱や心筋炎、胸膜炎、皮膚の潰瘍など、全身にさまざまな障害が現れることがあります。

皮膚潰瘍

リウマチの診断基準

関節リウマチの診断基準変わりつつあります
2009年10月アメリカリウマチ学会で、ヨーロッパリウマチ学会とアメリカリウマチ学会が共同で新しいリウマチ診断基準を発表しました。

日本でも広く用いられていたアメリカリウマチ学会の診断基準が22年ぶりに改定され、初めてヨーロッパ44カ国とアメリカに共通の診断基準となった歴史的な改定がされました。

腫脹・疼痛関節数、炎症マーカーなど4群12項目の一覧表から該当する項目のスコアを合計し、6点以上ならRAと診断するシンプルなものになりました。

(2010 ACR/EULAR Classification Criteria RA分類基準)

1)臨床的滑膜炎(腫脹)が少なくとも1関節以上ある患者a)
2)他の疾患では説明できない滑膜炎がある患者b)

1)2)に該当する患者様について以下の表でスコアーをつけます

リウマチ(RA)の診断基準
新RAクライテリアのスコア

  • A. 罹患関節
  • B. 血清学的検査
  • C. 急性期反応物質
  • D. 罹病期間

4カテゴリー12項目で構成されスコアを合計して合計点数が6点以上で関節リウマチ確定と診断します。

この改定で大きく変わった点は、レントゲンなどの画像所見が消えたこと、対称性の関節炎が消えたことです。レントゲンでわかるほどの骨の破壊が来るのを待ってはいけない、ひとつの関節の関節炎であっても診断可能になった、つまり極端に言えば、関節リウマチになったその日にも診断可能になったということです。

日本リウマチ学会の関節リウマチ診療ガイドライン 2014

日本リウマチ学会の関節リウマチ診療ガイドライン 2014
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医療法人リウマチ謙恵会 あずまリウマチ・内科クリニック

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