リウマチ治療情報コラム

関節エコー研修会、開催しました。


2018年1月13日 当院にて北播磨医療センターリウマチ膠原病内科の三崎健太先生を講師に迎えてエコーセミナーを開催しました。当院でのエコーセミナーは今回で3回目です。当院スタッフのみならず広くエコー検査の有用性を共有したいという目的もあり、今回も外部から関節リウマチや整形外科領域に携わる先生方に多数ご参加いただきました。

エコー検査は、ときにレントゲン検査よりも感度良く疾患の活動性を発見できる特性があります。しかし、撮影した画像が検者の技量に大きく依存するという短所もあります。エコー検査を実施するうえで第一に重要であることは、検査部位の解剖を理解することであるため、解剖図や所見のある画像をスクリーンに映し比較しながら、実際にエコー検査の練習を行いました。

今回、三崎先生の講義の中で関節リウマチ治療における早期発見の重要性や画像検査におけるエコー検査の重要性を学ぶことができました。本セミナーを通じて、当院で実施しているエコー検査の課題と今後の可能性について再認識しました。今後もスッタフが自己研鑽を重ねるとともに継続してセミナーを開催することでエコー検査の技術を向上させ、より質の高いリウマチ医療を提供できるように邁進してまいります。