リウマチ治療情報コラム

第4回 新宿Jr膠原病セミナー


2018/11/9 ヒルトン東京にて開催されました。

総合座長を聖路加国際病院の岡田正人先生、いつもどおりのスピード感溢れるキレッキレのお話、ACRトピックを頂きました。加齢のお話。

細胞を若返らせようとするのではなく、P16という加齢の原因(腐ったミカン)物質を排除すれば細胞は正常な状態を保つことができるらしいです。

講演1では当院外勤医でもあるJR東京病院の陶山 恭博先生、またまたACRの最新の話題満載の知らなかったシリーズのお話をたくさん盛り込んでご講演くださいました。

「これを見たらこれを疑え」これを知らないと見落とすということですね。

講演2は、中山駅前クリニックの院長、上野 智敏先生による「関節リウマチの腎病理」と題してご講演いただきました。難しい腎臓領域ですがとても分かりやすくお話くださいました。

特にRAの腎合併症、BIO製剤の出現で激減したもの、変わらないもの、逆に増えたものについては興味深く聴くことができました。何に気をつけて何をすればいいのか、そこまでご教授いただき短い時間でしたが、100枚を超えるスライドを使ってのご講演、ありがとうございました。(新井)