リウマチ治療情報コラム

第37回 埼玉医科大学・連携施設懇談会


6/27 第37回 埼玉医科大学・連携施設懇談会
622+α(追加参加の施設あり)名の参加者の中、埼玉医大整形外科教授の門野夕峰先生による学術講演と虎ノ門病院 高齢者総合診療部・認知症科部長 井桁 之総先生による特別講演を聴講しました。
門野先生の話は関節リウマチのトータルケアについて、リウマチの骨破壊というものが徐々に年数かけて壊れるものではなく、まず脱臼を起すことでバランスを崩しガタガタと壊れる、壊れた部位が修復しようとして固まる、手足だけではなく首や脊椎にまで及ぶ、日常生活動作(歩行、家事、仕事)することで壊れている場所に負荷をかけ続けるため崩れ始めると止まらない、という現象が。
どこで止めるか、ということを考えながら薬物治療に加えてリハビリや生活指導を並行して行う必要があります。
リウマチ治療においてトータルケアが必要であることを改めて学びました。