リウマチ治療情報コラム

さいたまNew Biologics Seminar


2019/3/27
パレスホテル大宮にて開催されました。
一般演題では、さいたま赤十字病院 膠原病・リウマチ内科の堀越正信先生より「生物学的製剤無効例に対し、サリルマブが奏功した症例」と題して、40代女性の患者様の一症例をお話を頂きました。
特別講演では東邦大学医学部 内科学講座 膠原病学分野教授の南木敏宏先生から「関節リウマチの最新の薬物療法と適正使用」と題してお話いただきました。
先生のお話は以前にも聴講させていただいております。
何度聴いても理解が深まり勉強になります。
JAK阻害剤については現在治験中のものや申請中のものを含めて、まだあと3種類ほどお薬が増えそうです。
患者様の選択肢が増えるのはよいことですが、やはりBIOも含めて分子標的薬の薬価が高い事が治療の妨げになることは事実です。
今後は、もっと多くの患者様が手軽に導入できる製剤開発、先生の研究しているお薬も含めて期待が集まります。
(新井)